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第3章:ガスブローバックのパワーソース(ガス)について


第3章:ガスブローバックのパワーソース(ガス)


  ■タイトル


■HFC134aガス系統

ガスブローバックのパワーソースというのは、便宜上3種類あります。HFC134aガス系統、CO2ガス系統、グリーンガス系統です。
皆さんが一番良く使うのは、HFC134aガスではないでしょうか。
このガスは冷媒として使われているガスで、昔はエアコンに使われていました。現在も一部使われていますが、国内メーカーのダイキンが開発したR32というガスが現在は主流です(マルイの新ガスHFO1234はこの系統です)。 横道にそれました・・・。 

実はHFC152aというガスもあり、混同しやすいのですが、別のガスです。HFC152aは大抵の場合、HFC134aよりも圧力で劣り、寒くなると著しく作動性が悪くなります。ゴムに対する攻撃性も若干あります。でも安価です。CO2と混ぜてガス缶として販売している例もあり、工夫次第では安価に遊べるガスです。混ぜ物系のガスは良く混ざっているのか、相性が良いのか色々課題もあるのですが、これは別の機会に・・・。

 HFC134aガスは何十年も前からGBBとって標準的なガスであり、ガスガン本体を製造するメーカーからもガス缶が発売されているくらいポピュラーなものです。良く説明書に同メーカー製のガス缶を使うようにという文言が載っていると思うのですが、私の経験から言うと、どこのメーカーのガス缶であろうとも、HFC134aガスであれば大差ありません。 どなたか、メーカーのデータシートをお持ちでしたら、同じ仕様の物なのか教えて頂けると私が喜びます。 凄い前置きが長くてすいません。

 さて、特徴ですが、比較的安価でしたが、今は高騰しはじめています。2030年で取り扱いが終了することが決まっており、年々生産量を縮小させなければならないことが原因とされています。元が冷媒ですので、液化ガスとなっており、気化することで膨張する特性を使って作動させているのがGBBの基本的構造です。 気化する時に、周囲の熱を奪うことから、撃てば撃つほど気化することになり、熱が奪われるのでガスタンク(大抵はマガジンにタンクがあります)が冷えていきます。 ガスは冷えると圧力が下がりますので、膨張するのが難しくなります。撃っているとどんどん作動が悪くなるのはこの特性のせいです。もちろん、冬など気温が低くガスが冷える状況では気化することが出来ず作動が出来なくなります。 

皆さん経験されている方が多いと思いますが、気温20度を下回ると野外では使えなくなってくるのがHFC134aです。 逆に言えば、圧力が回復すれば使えるので、冬はマガジンを温めて使っている方も多いのではないでしょうか。 それと、液化ガスを気化させて使っているとお伝えしましたが、生ガスという言葉を聞いたことがあるでしょうか? 寒いと気化できずに生ガスが銃口から出ることもありますし、銃を下に向けて撃った時なども出ることがあります。 生ガスというのは、液化ガスが中途半端に気化している状態を指しているのですが、液化ガスというのは、水平にしている状態では下に溜まっている訳です。液体ですので気体よりも重いのです。 下を向けた時に生ガスが出るというのは、本来であればガスタンク(マガジン)の放出バルブから気化して出てくるはずのガスが、放出バルブ付近にあることによって、気化出来ずに液体のまま出てきてしまうということです。 ですからGBB製品は基本的に水平付近で使うことが必要になります。これを回避出来る技もありますが別の機会に。 

それと、これを伝えたかったのですが、タンク(マガジン)にガスをたくさん入れて満タンにするとどうなるでしょうか?気化しにくくなると思いませんか? マガジンから吹き出るくらい注入したマガジンで撃った時に、生ガスが出た経験をした方も多いでしょう。 これは、ガスがたくさん入りすぎて作動させてもガスが気化出来ずに生ガスを吹いている状態です。ですからマガジンに満タンにガスを入れるのは実は作動には良くありません。当店は気化スペースを空けると良く言いますが、最低限その機種に必要な気化スペースを残したくらいのガスを注入するのがベターということなのです。 どのくらいが適正なのかというのは機種事に違いますし、圧力でも変わりますので、正確にはお伝え出来ません。 大体満タンの8割くらいを守っておけば大丈夫だと思われます。 より詳細にやりたい方は、キッチンスケールを用意してください(1kgMAXくらいのもので良いです。500gだと使えないマガジンが出てきます)。愛用の銃で満タンに入れたマガジンを用意し、生ガスを吹かなくなるまで撃ちます。そのマガジンの重量を計りますと、ガスが適量入った状態のマガジンの重さが分かります。合わせれば良いのでお手軽に適量マガジンを量産することが出来ます。少しはずれても大丈夫ですので、厳密にやる必要はありません。目的は生ガスを吹かない程度に気化スペースを残すことなので、あくまで目安ということを忘れないでください。 この方法のメリットは、サバイバルゲームなどで中途半端に使用したマガジンも同じ状態に戻せるということです。 ただ、面倒なので私も余りやりませんけれども(笑)。 凄く書いている気がしますね・・・。HFC134aガスだけで前回分量をオーバーしているような気がしますが、次に行きましょう。


■CO2ガス系統

次は、CO2ガスです。炭酸ガスとも言われます。

地球温暖化の原因ではないかと悪の親玉のように言われるCO2ガスです。 ボンベに封入されているCO2ガスは、大気開放されるはずのCO2ガスを回収して詰めているので、実はCO2を増やしている訳ではないことから、環境に悪いと言うわけでもないらしいと聞いたことがあります。 

CO2は高圧ですので、そのままでは使えません。 放出バルブ側で絞って、ガスが余り出ないようにして調整するか、レギュレーターという機構を付けて(NPASに近いものがありますね)、圧力を調整するかしないと使えないのです。良く、同じ製品でHFC134aマガジンとCO2両方使える製品がありますが、これは、別の仕様が必要で、HFC134aガス仕様でCO2を撃つと改正銃刀法が定めるパワーを超えてしまう恐れが高いので、同じに見えますが、きちんとどちらのガスに対応した製品なのかご確認頂き、適切に使ってください。 

それとCO2ガスの取り扱いで気をつけることは、使い終わらないとボンベを抜き取れないことです。 圧力が高いため、ガスがなくなる寸前まで結構動くので、余り不便はありませんが、ボンベにガスが残っているにも関わらず、ボンベを取り外そうとするのは大変危険ですので止めて下さい。 それと、ボンベを取り外す際には、ボンベがもの凄く冷えていることが多いです。凍傷の恐れがありますので、ボンベに直接触れないよう、タオルでもグローブでも良いので、保護してから取り外してください。 

CO2の魅力は何と言っても高圧であることから、作動が良いということです。リコイルも強いものが多いです。 更に寒さに強い事から、一年中使えることも魅力です。 取り扱いが難しいので、HFC134aガスほど簡単に取り扱い出来ないのですが、気をつけて取り扱うことが出来れば、もの凄く魅力的なガスです。 

ただ、デメリットもありまして、高圧がであるがゆえにガス漏れの頻度が多いということです。各社漏れないように工夫をしていますが、高圧具合がHFC134aの何十倍というレベルなので、これは仕方がないレベルです。もっとスペースに余裕があれば、耐久性の高いものを使ったりすることが出来ますが、現状、極小のスペースに詰め込まれた機構であることから、耐久性抜群のCO2製品は望めないのが現状です。 

それとリコイルが強いと書きましたが、強いということは、作動時に機器に与えるダメージが大きい事を指します。 なので、寿命は短くなるものが多く、メリットとデメリットを加味して、CO2を選択するかどうかを決めると良いと思います。


■グリーンガス系統

最後はグリーンガスです。

グリーンと聞くとなにかエコ的なものを感じますが、中身はLPGです。台湾で販売しているトップガスなどと同様のものだと思っていただけ得れば、それほど違いはありません。 圧力が高く、寒さに強く、そこそこ安価であることがメリットです。レギュレーターを介して供給されますので、常に圧力が一定で、作動が安定しますし、初速も安定しますので、遊ぶには一番楽しく遊べるガスとなります。 

昔から外部ソースの一部として存在しており、息の長いガスです。 デメリットは、レギュレーターを装備しないと現状使う手段がありませんので、ガスタンクの外にホースが伸びたりして、外観が崩れるのがデメリットとなります。 

当店ではいにしえからグリーンガス製品を作っているサンプロジェクト製の製品を取り扱っています。 最近では、VFC M249GBBをグリーンガス化して、ずっと撃ち続けられるミニミガスブローバックという、なかなか実現出来ない夢を実現させました。 今度、VFCの別ブランド、クルセイダーが外部ソース用のアダプタを出すようなので、流行るかもしれませんね。 個人的には、グリーンガスは逆止弁が付いているものがあるので、ボンベとレギュレーター1個あれば、マガジンにアダプタを付けて、付け替えて遊べるプレイバリューの高さを推したいと思います。 特に自宅で遊ぶという方には、お勧めです。

 以上、ガスについて考えて見る、ご紹介する企画でした。 冬ってGBBで遊びたい人にとっては悩ましい時期なので、お役に立てれば幸いです。愛銃をグリーンガスで使いたい見たいなご相談もお待ちしております。 こんなに長々とお付き合い頂きありがとうございます!



■紹介アイテム一覧



HFC134aガス系統

フジカンパニー ウッドランドBBガス HFC134a 500g エアガン専用ガス缶

サンダーシュートガス 480g HFC134a(100%) ガス缶



CO2ガス系統

マルシン工業 CO2カートリッジ 5本入り (二酸化炭素高圧ガス)



グリーンガス系統

サンプロジェクト JASG グリーンガス(74g) 5本セット

サンプロジェクト グリーンガス(74g)専用 レギュレーターセット (SP-8500)

サンプロジェクト JASG グリーンガス2 (15g) 10本セット

サンプロジェクト グリーンガス2(15g)専用 ミニレギュレーター2 メーター付 (SP-9500)


■その他章

第1章:【オリジナル】バルブスプリングについて


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